技術課 課長

高品質のドラム缶を短期間で納品する生産ラインを支えるのは大きなやりがいです。

ドラム缶はシンプルな形なので、丸めて簡単に作れそうなイメージがありますが、化学薬品などを入れるため、漏れない、錆びない、塗装が剥がれない、品質の高さが求められます。
しかも弊社では、朝、注文を受けて、その日のうちに何百本も納品する、という短納期が可能。
1本わずか5秒で完成する驚異的な生産スピードを誇り、1工場あたり1ヵ月で約10万本ものドラム缶を製造・販売しているのです。
この工場の操業をレベルアップさせるのが、技術スタッフの仕事。
生産ライン（材料から製品ができるまでの一連の流れ）の設計・管理をしています。品質を保ちながらも無駄のない生産工程を管理し、作業工程での品質問題を見つけて改善する、あるいは新しい技術を取り込んでいく。より高品質の製品を、より効率的に、コストを抑えて製造するため、大切な役割を任されているのです。

技術スタッフは、工場をどう理想型に近づけていくのかを考えて実行するトータルシステムエンジニアです。
生産ラインをレベルアップさせるために、自分が主導するものの、実際には、工場オペレーター・整備担当者、設備や資材・部品の仕入れ先の業者など、工場に関わっている人たちと一緒に話し合い、一丸となって問題に取り組んでいきます。自分一人でコツコツやる仕事ではなく、みんなで解決していくので、達成感が共有できますね。
設備が完成すれば、工場オペレーター・整備担当者に感謝されるし、自分自身の経験値が上がっていくのも大きな喜びです。
少数精鋭の会社なので、仕事の幅が広くて、相模原工場で新しく事務所を建てたときは、そのプロジェクトも担当しました。生産ラインだけでなく、工場で働く人の環境を整えることも、技術スタッフの仕事。
さまざまな経験をさせてもらうことで、現場力や実行力が身につき、日々成長を感じています。