ドラム缶が生まれたのは100年以上前の1903年。アメリカの女性ジャーナリストにより、現在のドラム缶とほぼ同じ形状のものが考案されたのが始まりです。
当時は、灯油や原油の運搬・貯蔵用に木樽が使われていましたが、木製であるために気温の変化に弱いのが欠点でした。この課題を解決すべく生まれたのが金属製のドラム缶でした。
そんなドラム缶の注目すべきポイントは、圧倒的なリサイクル率の高さ。 当社では約5秒に1缶、年間で500万本以上を生産していますが、その60%近くは使用後に更生処理(回収、洗浄、塗装等)を行って更生ドラム缶として再使用(=リユース)されています。
さらに数回のリユースの後に、解体されて鉄スクラップとなり、製鋼材料として新たな製品に生まれ変わるのです。(=リサイクル)このように資源としてのリサイクル率は実質ほぼ100%となっています。